学園革命伝ミツルギ
学園革命伝ミツルギ最終更新２００７．３．２４
原作：河田雄志 作画：行徒
（簡単な）ストーリー
２０××年――少子化が進み、歴史に幕を下ろす高校が続出した。
そんな中、私立波亜怒雲高校（パードゥンこうこう）の存続をかけて生徒会が立ち上がった！！
いけいけパー高生徒会。魅力ある学園改革案を掲げ、入学希望者を増やすのだ！！！・・・というギャグマンガです。
読むことになった契機と感想
何で読むことになったんだろう・・・よう分からん。
とりあえず上にも書いたがこれは学園モノのギャグマンガ。生徒会の皆が会議をしまくるのがメイン。
会議の内容は生徒数を増やすために学生にとって魅力的な、入学したいと思わせるようなセールスポイントを作ることに終始している。
だがしかし出てくる案はどれもこれも一般の認識とズレていたり実現不可能な途方もないものばかりで、今日も緑川は胃を痛めるのだった・・・というのが大抵のパターン。
よくある「破天荒なキャラが登場し、その言動にツッコミを入れる一般人」って感じのマンガ。うすた京介がよく描くマンガと言えば分かりやすいだろうか。そんな感じである。
ある意味王道だが、それ故に（？）普通に面白い。ただ余りページでも言っているとおり、文字数がちょっと多くて読むの少し疲れるかも。「インパクトのある
絵」で笑わせるのでなく、「台詞の応酬」で笑わせるタイプなので仕方ないと言えば仕方ないか。あと良くも悪くも情報量の多い絵柄なのも疲れに拍車を掛けてる感がある。
主要キャラは基本的に５人。
美剣散々
３年生。役職は会長。自分が大好きで、出す案も独りよがりかつ荒唐無稽なものが多い。完全に上から目線で断定口調で話す姿は男らしい。
緑川曰く「少年誌に向いてない人」。また、よく考えもせずに他人の意見を受け入れたりもする。ちなみに生徒会の予算は野球部の１２倍である。
それを使い込んだのかは定かでないが「美剣トレカ」なるものがあるらしい・・・。見た目はいいが、色んな意味でダメな人。
中二階堂三一
３年生で副会長。変態的ともとれる異常な嗜好を数多く持ち、自分の趣味全開な主張を繰り返す。様々な武勇伝を持っており、「〜〜な時でも
決して〜〜しなかったあの中二階堂が」というモノローグとともにしばしば公開されることも。根本的にダメな人。
姫宮京
書記の２年生。美人でお金持ちだが異常なまでの美剣至上主義者であり、更に言動もやっぱりズレている。美剣共々制服とは思えないほどカスタムした
服を着ているが、生徒会の人間がそんなんでいいのか・・・。ふわふわしていて掴みどころがない。
緑川青羽
１年生。役職は会計。唯一の一般人でツッコミキャラ。銀魂なら新八、クロマティ高校なら前田のポジションである。奇人変人の集まる中
よく頑張っている。様々な理不尽にも負けない彼を褒めてあげて下さい。他の人間とは違ってちゃんと外にもコミュニティを持っているようだ。
しかしツッコミに徹するあまり、自己主張していないようにも見える。
妻先ドリル
１年生。美剣の案で、「個性的だと思う生徒アンケート」１位の彼女は即戦力として物語途中から生徒会に加入した。が、やっぱり変。
謎度は生徒会で１番であろう。「壁のシミと対話する」、「リカちゃん人形で通話する」など結構怖い。会議中は常に何か食べてる（スルメが印象的）。
こんな感じ。
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個人的には校歌のお話とかが大好きでした。